姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

荒川の防災はこれでいいのか

 堀切橋より上流に行くには河川敷を歩かないといけません。
奥に見えるのは京成本線の鉄橋です。河川敷にしてはかなりの下り坂になっています。


土手を見てもかなり低くなっています。


京成本線の上流側も同じく堤防が低くなっています。


堀切橋から左岸を見ると

線路に向かって土手が低くなっているのがはっきりします。


対岸はどうでしょうか

京成本線のところで土手が低くなっています。


堀切橋から見ると

やはり低くなっています。


 京成本線の橋梁が低すぎるのです。橋梁工事の時に土手をかなり削ったのでしょう。土手は5m近く低くなっています。荒川下流で氾濫が発生するとしたらこの場所からだと誰もが気づくはずです。左岸が越水しても綾瀬川が放水路の役割をするでしょうが越水不安は残ります。ひどければ足立区・葛飾区が広範囲被害となり、右岸が越水したら墨田区は確実に広範囲に被害を受けてしまいます。昨年の台風で荒川の水位が橋梁に迫るほどだったようで、この区間は不通になりました。


ハザードマップでは下図のように想定しています。

      

          


 京成も足立区も東京都も国も、このままでいいのでしょうか。

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