山小屋生活の合間の旅行・2日目山寺
2日目は朝から雨が強弱を繰り返して降っていました。旅館から見る蔵王山もすっぽり雲の中です。ハイキングを諦めて、地元K氏の車で蔵王のお釜に向かいました。霧が深くて駐車場では2m先が見えないほどでした。写真を撮っても真っ白なだけなので諦めました。レストハウスで休憩してすぐ山を降りて山形市南部にある物産会館に寄りました。E氏は昨晩の飲み疲れが解消したようです。山形牛・米沢牛を食べたがっていたW氏が米沢牛コロッケをパクついていたのを見て私も買いました。もの凄くおいしかったです。
次は山寺。30年くらい前に長い階段を妻と上ったことしか覚えていません。
参道は1000段の急な階段があり、
どうにか奥の院に到達しました。
山寺(立石寺)は、芭蕉がここへ来て
“閑さや 岩にしみ入る 蝉の声”
と詠んだ場所で、途中に芭蕉と曽良の像(写真省略)がありました。
皆、汗ビッショリになって下山して、だしそばの昼食でした。
だしそばは初めてですが、胡瓜・茄子・茗荷子・生姜・大葉・黄菊・オクラを微塵切りにした薬味に、白胡麻・蕎麦の実・納豆昆布を加えたものです。
外国旅行客が多いからか英語でも書かれていました。
I氏が調べてくれた時刻表にあわせて時間調整して4人で仙台へ向かい解散となります。
仙山線を走るE721系電車が入線してきました。
この電車は山形⇔仙台空港のアクセス用に導入される予定でした。
第三セクターの新線が仙台⇔仙台空港間の折り返しになってしまい、新線建設に出資した山形県は怒っています。しかし、仙台⇔山形間には便数が多くて速い高速バスが便利すぎるのも事実です。
結局、天気が悪くて蔵王山のハイキングができず、濃霧でお釜が見えずでしたが、蔵王の貴重な風景に出会えた気がして良かったと思います。また、物産館の米沢牛コロッケ・山寺・だしそばも良かったです。今回は5人参加でしたが、今後も8人の出身地を尋ねて集まろうということで解散になりました。 8/26







