姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

6月の草木の様子(2)(2018年6月中旬)

 
左:ハーブ ?
  毎年除草の時に一緒に抜いていましたが、様子見することにしました。

右:フキ
  フキの葉は虫が活動すると穴だらけになります。葉も茎も茹でて醤油味で
 おいしく食べられます。4月下旬のフキノトウのてんぷらもおいしいです。


 

左:アザミ
  大きくなるとトゲが邪魔になりますが、8月に花が咲くと蝶や蜂が喜んで
 密を求めてきます。根はゴボウのようですが、おいしいという人と、
 毒扱いする人とまちまちで怖いです。食べてみたいですが止めておきます。
右:スイセン(持込)
  雪解けと同時に芽吹いて4月下旬に咲きますが、この時期はすでに花期を
 終えています。球根を育てるためにこのままにしています。
 鹿よけのお守りでもあります。


 

左:コナシ(ズミ)(実)
  5月中旬に桜のような花が咲き、この時期は小さな青い果実を付けて
 8月下旬まで少しずつ膨らんで5mm大の実になります。9~10月で熟して
 収穫できます。実はただ苦いだけでおいしくないです。
 枝は自由に伸びて入り組む厄介者です。
右:ハシバミ(実)
  枝の途中に芽のような雌花、枝の先端に蓑虫のような雄花をつけますが、
 花らしさは全くありません。親指・人差し指・中指それぞれを直角にした形の実が
 なります。種を煎って食べられるそうですが、コーヒー豆の半分の大きさなので、
 取り出すのに手間ばかりで食することは衰退したようです。木の元はまっすぐに
 伸びるので、杖として利用されます。


 

ノリウツギ
  花びらは2cmくらいです。
 開いてくると(基本的にはラッパ状)中心部から赤味を増して、赤紫色になるものも
 あり、1本の木でいろいろな色調を楽しめます。
 花はこの時期の10日間くらいです。


ワラビ (未撮影)
  三叉に茎が出て成長点は一つ。先端の新芽を摘みとって茹でて食べると
 おいしいです。山菜の代表格です。5~6月が最盛です。


コゴミ (未撮影)
  単なるシダのようにしか見えませんが葉が柔らかいです。中心に小さく丸まった葉を
 摘みとって茹でて食べるとおいしいです。山菜の代表格です。5~6月が最盛です。

×

非ログインユーザーとして返信する