姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

台風被害はないけれど

 裏の小川の向こうの崖が崩れていないか、倒木はないだろうけど太い枝が折れて屋根に当たっていたら大変と、いらぬ心配をしていました。何も被害がなくてよかったです。通常秋に落とす枯れ枝が、台風で早めに落ちたくらいでした。マムシグサの上に。


 庭の中央のマムシグサは風に耐えられなかったようです。葉は枯れるというより腐りかけています。


 日照不足で多雨のため腐りかけているものが多く、
 アザミも


 ノコンギクも
(咲くことなく終わりました。)


 ウバユリの実もピンチ(外皮が種を守りきれるか)


 通常ならこの時期、上部から裂けて開いて種を風に運んでもらうのですが、雨の日が多くあけるタイミングを失っているようです。へたに開いて雨が多量に入り込んで種を腐らせないようにしているのでしょう。


 トリカブトはほとんどが地上部が腐っていますが、ベランダ脇の雨のかかりにくい場所のものは、今からで咲いてみようとしています。


ヤマグリは道にかなり落ちています。


 良く見ると中身は痩せて貧弱です。
まるで付け爪のように薄く反り返ったものばかりです。


 今年はヤマグリやドングリを如何にして食べるか考えていましたが、見送ることにしました。


 小さなレンゲツツジは見当たりません。根腐されしたのか。
振り返ってみると、乾いた土を見たのはあまり見なかったような気がします。



 日照と水の極端な変化で、草木にとっては限られたわずかな栄養を取り込むのは大変だったこの一年だったようです。

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