6月の草木の様子(1)(2018年6月中旬)
左:ウバユリ
これから背が高くなり、
花の咲く8月には2mになります。
右:ウツボグサ
この時期にしては早い成長です。多くは地面に葉っぱが張り付いている程度で、
下草と一緒にむしり取ってしまいがちです。そろそろ蕾ができて7月中旬以降次々に
花が咲き、8月中旬以降種ができます。
左:イケマ
つるがどんどん伸びています。中から出てくる白い液は毒ですが、先端3cmを茹でて
マヨネーズかしょうゆで食べるとおいしいです。
右:フシグロセンノウ
鹿の食害にあって脇目が2つ出て復活しています。
8月中旬以降次々とオレンジ色の綺麗な花が咲きます。
1本の茎に10輪くらい咲きます。この花の蜜を求めてアゲハがやってきます。
左:マムシグサ
ウラシマソウとは茎別れ・花の位置・茎模様で判定します。
右:ウド
芽吹きのウドは山菜としておいしく食べられますが、出会いを逃すとこのように
なり、高さ1m幅2mに成長しますが大木にはなりませんよ。8月中旬にはさらに
50cm伸びて花集団の団子が30咲き、たくさんの蝶や蜂が密を求めてやってきます。
この花をてんぷらにして食べるとおいしいです。葉も茹でて食べられます。
左:フタリシズカ
この時期が全盛で群生で咲くのでとても綺麗です。4枚だけの葉が十字に開いて
上に20cmくらい小さな花集団が咲きます。
右:不詳・様子見
20cm丈の3枚や5枚葉でフタリシズカのようでいてちょっと違います。様子見です。
左:シロツメクサ
土手でも公園でも空き地でも見かけますが、ご存知のとおりです。
右:トリカブト
5月上旬にこぶし大に葉が広がり、1ヶ月半で1mに伸びました。
8月下旬~9月中旬まで綺麗な青い花が咲きます。綺麗な花には毒があるという
花の代表格です。根を食べると死に至ります。