姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

白樺湖は今・・・2019

 私が学生だった頃、“るるぶ”を始めとする旅行ガイドブックが爆発的に発行されました。
信越線と中央線に挟まれた地域に限れば、清里・八ヶ岳・蓼科・(軽井沢)・白樺湖・車山・霧が峰などが書店を賑わしていました。流行でもありました。
今では、山は根強い人気、軽井沢は歴史的にも由緒ある(原宿のようにチャライ感じに変貌しましたが)地域になので根強い人気があります。白樺湖と清里はかなり寂れてしまいました。清里はどう見ても失礼ですが廃墟です。
 白樺湖はどうかというと、当時東白樺湖(茅野市と立科町)より西白樺湖(茅野市)の方が賑やかでした。西白樺湖は大門街道、東白樺湖は脇道。歴史的にも自治体の財力からしても当然でしたが、北白樺湖(立科町)に池の平ホテルができて活気を帯びました。池の平の一人勝ちで東西共に寂れました。と言っても池の平は東白樺湖の立科町を無視できません。みやげ物店には明かりがついています。
 茅野市は車山で十分なのか西白樺湖を見捨てたかのように寂れていきました。バス停もボート乗場も西にありますが、


 湖畔のホテルは取り壊し始めています。


 現在、池の平ホテル周辺が黄葉し始めて綺麗です。 


 西白樺湖からは湖の向こうに蓼科山が、


 東白樺湖からは湖の向こうに車山方面が楽しめます。


 茅野も立科も協力して白樺湖を盛り上げてほしいものです。

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