米の政策に疑問
長い間減反政策を推進してきた結果、田んぼは休耕地➡放棄地➡荒れ地に変わり続けています。
中には畑に転用したものもありますが、農産物全体の生産量は減少を続け、
米に関しては激減の一途です。
1960-2008年の約50年間で生産量は4割減です。
人口は4割減になっていません。
( 食生活の変化や若年人口の減少が影響しているのでバランスがとれている? )
そもそも備蓄米は何のためなのかはっきりしません。
激甚災害地域のために緊急に放出するわけでもないし、
戦争時に備えて兵糧として蓄えているのか、
本格的な食糧危機到来に備えての物か、
不作や買い占め時の価格安定の維持のためか、
もしも何かがあったらなのでしょうが、
“もしも”という仮定の話については
お答えできないというのが根付いてしまいました。
10年ほど前あたりから頻繁に聞くようになりましたね。
あの首相のごまかし答弁以来。
今更、米の増産キャンペーンを助成金・協力金を出して推進しても、
作り手が激減し過ぎてしまったのではないでしょうか。
