姫木平の山小屋生活

毎月一期間過ごしています。現地の動植物や生活の様子を紹介します。冬季は自宅近隣の散策や旅をした様子を綴っています。

7月の草木の様子(1)(2018年7月中旬)

 6月と比較すると成長ぶりがわかると思います。

ウバユリ
 6月とそれほど変わっていません。5,6月の猛暑と6,7月の長雨で出遅れたものは成長が鈍いです。早いものは50cm丈で蕾をつけています。


ウツボグサ
 この時期にしては早い成長で、花が咲きました。しかし、天候不順で花付がよくありません。多くは丈が低くて地面近くでやっと蕾がついたくらいです。7月中旬以降次々に花が咲き、8月中旬以降種ができます。


イケマ
 小さな白い花が集団で咲いています。この頃のツルの先端がおいしいかは分かりません。


フシグロセンノウ
  先端に蕾をつける茎が始めました。
8月中旬以降のオレンジ色の花とフラクタルが楽しみです。


ウラシマソウ ?
 (手前)花は枯れました。実付きが不調のようです。


マムシグサ
 二又のところに茶色の皮に包まれた実があります。今は緑色ですが、皮が乾いて落ちてしまうと赤い実がトウモロコシのように顔を出します。食べたらひどい目に遭いますが。


ウド
 葉が茂った後一旦休憩して、次に新芽を出したときには蕾をつけて伸びてきます。さらに伸びて花集団の団子が30くらい咲き、たくさんの蝶や蜂が密を求めてやってきます。この花をてんぷらにして食べるとおいしいです。葉を食べのには遅いかもしれません。


フタリシズカ
 花期は終わり、とても小さな実が蜘蛛の糸に水滴が付いたように並んでいます。


不詳・様子見
 丈は伸びていません。なぜか4枚の葉のものが多くみらるようになりました。やはりフタリシズカなのでしょうか。様子見です。


シロツメクサ
 土手でも公園でも空き地でも見かけますが、ご存知のとおりです。中央と右のように枯れたものが多くなりました。


トリカブト
 ベランダ前の乾燥気味の地では元気が出ませんが、このところの雨で生き生きとしています。8月下旬~9月中旬まで綺麗な青い花が咲きます。根を食べると四谷怪談のお岩さんになります。

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